今,研究会の運営業務の隙間時間を過ごしています.
ということで,取り留めもない雑談を.
最近,「研究倫理審査」の考え方について,研究者の世代間ギャップを感じています.
私の感覚では,「人の関わる研究はあらゆるリスクヘッジとして研究倫理審査を受けるべき」です.
一方で,全然倫理審査を受けていないであろう調査用紙が講義室に「研究にご協力ください!」のように掲示してあることもあります.そこには,指導教員の名前も明記してありますが,「倫理審査」の項目がないのです.
掲示してあるプリント上のQRコードから質問紙に進んでみても,やはり記載がないです.
「危機管理が甘いから,これは協力しちゃだめだよなぁ・・・」と思いつつも,そんなこと勝手に私から学生に周知できないわけで・・・難しい問題に思います.
私も来年度からは,大学院生を指導することになりそうなので気をつけようと思います.というより,自分の研究サイクルからして,倫理審査を通していない研究を発表する感覚がないので,気をつけなくても審査に申請する気はします.
また,学生とのジェネレーションギャップも感じざるを得ない年代に突入しました.
「謝恩会」が伝わりません.笑
感謝されたいわけではないですが,こうして文化は書き換えられていくのだなと感じます.
まぁ個人的には,その分,学生同士で楽しく飲み会してくれたらいいんですけど,最近はそういう雰囲気でもないようですね.
若者の気持ちが把握できないあたり,私も立派なおじさまです.
寒さで手足が悴んできたので,ここら辺で・・・笑
