後期第4回ゼミを開催しました!

11月6日(月)に後期第4回ゼミを開催しました。

この日は,「統計的探究サイクル」についての発表と「同様に確からしい」に関する発表がありました。
「統計的探究サイクル」に関しては,PPDACサイクルに関する英語の原著論文にあたった結果を発表してくれました。今でこそ様々な現職教員にも引用されるようになりましたが,それ故に,原著に当たらずに引用した発表も散見されるように思います(研究上は不正なのですが,現場だとどうしてもその意識が希薄になるのは仕方ないのだろうか・・・)。だからこそ,原著にあたった経験は将来にも生きてくるだろうと思います。

「同様に確からしい」の発表については,現代数学の立場,哲学の立場,数学教育の立場の3つの側面から多面的な考察を加えていただきました。数学教育ではHow toに終始してしまいそうな「同様に確からしい」の考え方について,数学的に検討した点はとても価値のあることだと思います。

卒論も順調に書き進めているようです。

心地よい年末を送るためにも計画的な執筆を期待しています。