愛知県数学教育研究会小中学校部研究大会

8月21日(水)に田原文化会館で開催された愛知県数学教育研究会小中学校部研究大会にて指導・助言を行いました。

当方は中1分科会にて2つのご発表に指導を行いました。
こうした大きな研究会(327名の参加者)では,尖った実践が紹介されがちですが,今回の2本のご発表は日々の何気ない授業に寄り添ったご提案で,伝統的な教材を大切にされたものでした。

一方で,ICTの在り方や教育の在り方に関する根本的な問題提起をしていただいたような気がします。
その想いに応えるべく,忖度せずに厳しくコメントをさせていただきました。

私からのメッセージは「小・中から社会への流れには高校・大学も存在する。どうやって高校数学や大学数学に繋がっているのかを考えないと,一方的にテクニックを押し付ける教員になってしまう危険性ってありませんか?」という点に集約できます。

当日ご参会の先生で指導・助言コメントのPower pointデータが必要という方がおられましたら,ご連絡ください。なお,県内の小中学校関係者(教員)のための会ですから,それ以外の方への資料提供はお断りしております。