4月19日に第2回のゼミを開催しました。
今回は,「数学の美的性質」と「ナンバーセンス」に関する発表でした。
少しずつ卒論の難しさが身に染みてきたようです。
「数学の美的性質」に関しては,認識論の甘さを指摘しました。
「私はこう思う」では中々納得することはできません。なぜそう感じるのか?他の人もそう感じるのか?を哲学等の知見から補っていく必要があるでしょう。
「ナンバーセンス」については,なぜカタカナ表記か?が焦点でした。
「数感覚」としたり「数直感(観)」とする場合の微妙な意味の違いに苦戦していたようですが,どの定義に依拠するのかによって,その成果が変化するのが社会科学研究です。この過程を楽しんでほしいと思います。
4月は個人的に中々しんどいですね・・・