12月5日(火)に第6回の3年生セミナーを開催しました。
今回は,「STEAM教育」に関する発表でした。
個人的にこの手の話を学部生がすると,具体例を伴わない抽象的な発表になりがちなのでやや懸念した状態で聞いていました。案の定,ふわふわした発表で視点を合わせた議論は実現しませんでした。
抽象度が上がると理想を語りやすくなるので,プレゼン自体は自信に満ち溢れた感じになるのですが,つつくとどうしても綻びが生じてしまいます。本人は無自覚なだけで,悪気はないのはわかります。「無知の知」を大切にしていただきたいです。
今回の発表者もそこに気づけた(?)と信じているので,より改善した発表を期待しています。
教育面ではなく数学的な指摘を受けることが多く,「教育研究ゼミなのに〜」という思いも出ていそうですが,「数学を大切に」を合言葉にして頑張って欲しいところです。
現場出てから「数学できない〜」となったら生徒が被害者になってしまいますので・・・