様々な論文執筆,査読活動を並行して気疲れしたので,息抜き程度に執筆します.
最近,大学生に対して「分からなかったら質問にいこう!」という機会が増えてきました.実施する講義の小テストで,間違って内容理解している学生や,時間をかけている割に成果が出ない学生に出会う機会がぐんと増えたからです.
そうすると不思議な現象が起こってきます.
こちら的に「質問に来るべきだけどなぁ」と思っている学生は質問に来ず,「あなたは大丈夫だよ」と思っている学生が質問にくるのです.当然,後者の子達はさらに伸びていくので,受講生の成績はふたこぶラクダ状態になります.
質問対応をしていて気がつくこともあります.
「シンプルに内容が理解できていないな」と感じさせる学生と同じくらい「理解しているんだろうけど言語化が苦手で点が取れない」と感じさせる学生がいるのです(表象主義的な感想になっちゃっていますね).そんな学生には「人とのコミュニケーション活動を増やそう」とアドバイスします.コロナ禍での三密回避や,生成AIによるレポート代筆の増加などが契機となって,友達同士で説明し合う経験が減っている気がするからです.ご飯を食べながら講義の内容について「あーだこーだ」話したり,最近気になったニュースをお互い紹介したり,そんな何気ない日々の積み重ねが言語力を生み出すのかもしれません.学問は,理解が深まるほど気になることもでてきます.こうした興味関心がいずれゼミ選択や卒業論文のテーマ選択のきっかけとなるかもしれません.
だからこそ,声を大にして言いたい.
質問する勇気をもとう!
