10月22日(月)は本学の後期授業開始日でした。
そのタイミングで4年生のゼミもスタートです。
前期までは各々の研究関心に合わせて先行研究をひたすらレビューしてもらいました。先行研究が何を言いたいのかを正確に読み取ることの難しさを感じた前期だったと思います。
前期を「探す」「出会う」時間だったとすれば,後期は「まとめる」「深める」時間です。卒論の締め切りが年末に設定されているため,残すところ2ヶ月程度となりました。そろそろ個人差が出てきて,それが焦りにつながっている時期に思います。
個人的に,焦ることは緊張感をもてているということでもあると考えているのでさほど心配していませんが,卒業時に「あ〜クオリティが低かったなぁ」と引きずりかねない取り組みの姿勢になってしまうことだけは避けた方が良いかなと考えています。
研究すること,学ぶことは教育者であれば定年までは続けるべきですし,学部時代に頑張れないのに,激務の現場に出たときに頑張れるのかなという懸念もあります。もちろん,現場に出てから闘志に火がつく方もたくさん見てきましたが,悠々自適に研究できる学生時代にサボることは様々な面からもったいないですよね。こういうのって卒業してから気づくので,心に響くか否かは別として,私はそれをお伝えすることしかできませんが・・・