11月13日(月)に後期第5回ゼミが開催されました。
当日は,「オープンアプローチに関する指導」と「関数領域におけるミスコンセプション」の研究発表が行われました。
オープンアプローチに関しては,オリジナリティを出す苦しみを感じているようです。ただ面白い教材開発を行っただけでは研究とは呼べませんから,「どんな問題意識」で,「どんな設計原理」に基づくと,「どんな教育効果を持った教材」ができるのかにまで踏ん込んでいけると良い気がしました。
ミスコンセプションに関しては,関数領域における先行研究の整理が主だったため,ミスコンセプションよりも関数領域でどの問題に生徒が苦労するのかについて焦点が当たりました。また,表面的なレビューに陥らないために,各先行研究の理論的枠組みの概要を捉えていきました。
お二人とも今取り組んでいる章が一番大変な気がしているので,なんとか乗り越えて欲しいなと陰ながら見守っております。