1月23日(火)に第10回セミナーを開催しました。
今回は「評価」に関する発表として,「TIMSS」,「PISA」,「全国学力・学習状況調査」の関係を発表いただきました。
どうやら,大規模調査について学ぶ機会がこれまでなかったようで,「意義はどこにあるのか?」,「客観性はどこにあるのか?」等の素朴な疑問に基づいた議論が展開されました。
個人的には「重複テスト分冊法」と「項目反応理論」について興味を抱きました。
テスト理論は興味はあったんですが,時間のなさを言い訳にしてあまり学んでこなかったので,この機会に少し勉強してみようと思います。
数学教育研究においても,これら量的アプローチの勢いが増すと良いなと感じています。
また質疑の質は上がってきた気がしますが,話終わった後に自信のなさからか「まぁわかりませんけど」とついつい付け加えてしまうゼミ生も出てきました。気持ちはわかるところですが,これが最終的に「こう思います!」と自信を持った発言に変わると良いなと思います。あっているか間違っているかに関わらず,自分の発言の責任を放棄しないことはコミュニケーションを円滑にするコツな気がします。
まだまだ3年生。これからの成長に期待を込めて見守っていきたいなと思います。