7月31日(水)に大府市吉田公民館で「算数・数学を使った工作」を開催しました。
大府市は数学者 永田雅宜 氏(https://www.city.obu.aichi.jp/bunka/manabi/kouminkan_shisetsu/1007020/1030874.html)の出身地ということで算数・数学の魅力発信に力を入れている地域です。
当日は,大府市内の小中学生と保護者40名ほどが参加してくださいました。
学年の壁を超えた教材を提示するというのは中々に大変なのですが,さすが渡辺先生と青木先生と感じるクオリティでした!
教材としては,短冊状の紙を丸めて繋げていき,紙の中心線に沿って切っていくとどのような図形が浮かび上がるのかについて予想と実験を通して明らかにしていくものを扱いました。他にも,この活動をメビウスの輪に拡張したり,切ると星が浮かび上がる不思議な工作を行ったりしました。
大人(保護者)も子供も一緒に楽しめる2時間半の講習となりました!
講師陣の思いとしては,やはり学校で学習する内容だけが算数・数学ではないということ,考えることってとても楽しいんだということをなんとか体験させたいという思いでした。
こうした工夫を学生にも感じてほしいとゼミ生に声をかけ,今回は1名の学生がサポート役として参加してくれました。何か教育の本質につながるものを感じていたなら嬉しいです。
そして,講習会後に大阪入りし,日本数学教育学会 夏大会での発表に備えています。
本日は「折り紙と数学とアートの関係」について筑波大学の先生よりご講演をいただく予定です。とても楽しみ!!